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スタイリストに訊く!時計で“差が付く”コーディネイト術

スタイリストに訊く!時計で“差が付く”コーディネイト術

時計の着けこなしはスタイルの完成度を左右する重要なファクター“。微差こそ大差”というワケだ。周囲との差別化を図るために有効な時計コーデ術を、実力派スタイリスト3名から詳しくヒアリング!
[右]スタイリスト・松平浩市さん
[中]スタイリスト・与那嶺龍士さん
[左]スタイリスト・金井尚也さん


どう着けこなすのが旬?3名が熱くクロストーク

与那嶺:時計の着けこなしって、よほどじゃない限り失敗はないと思うんです。ただ、着こなしを一段と引き立てるような時計コーデとなると、意外と難しいですよね。

金井:手元に〝着けているだけ〞になっちゃうと、もったいないと思います。やっぱりトータルバランスを計算しつつ着けるのが大事かな、と。松平さんは、オススメの着けこなしとかって何かあります?

松平:僕はチェスターコートにレザーベルトの時計を合わせるスタイルが気になっています。コートの落ち着いた印象に拍車が掛かり、より大人っぽく仕上がるのが良いですね。

与那嶺:確かに、その組み合わせだと統一感を出せますよね。ビズスタイルで言えば、ベルト・靴・時計のバンドを同色で合わせるのがセオリーでしょうね。この辺の色使いがバラバラだと、まとまりのない着こなしに仕上がってしまうので。

金井:統一感という意味では、アクセとの素材合わせもオススメですね。金属系ブレスの時計ならシルバーバングル、レザーベルトの時計ならレザーブレスといった感じで。

松平:その辺はもう、流行じゃなく基本の「キ」ですよね。意外とおろそかにされがちですけど。

与那嶺:トレンドで言うなら、クラシックスーツ×ゴールド系ケースの時計っていうコンビが流行ってますよね。特にピンクゴールドの時計はギラついて見えないので、合わせやすいんじゃないでしょうか?

金井:ピンクゴールドはスーツを品良く見せられますよね。クラシックスーツを今っぽく着こなす上でハズせないです。話はカジュアルに戻りますが、ブラックコーデ×ブラックウオッチも僕的にはイチオシです。

松平:ワントーン系の着こなしは昨年から人気だし、小物まで含めてトーンを連動させるとかなり〝わかってる感〞が出ますよね(笑)。

金井:それひとつで着こなしの完成度が大きく変わるのが、時計のおもしろさですよね、ホントに。


〈メンズジョーカー〉を筆頭に、各メンズ誌やブランドカタログなどで手腕を振るう3名。それぞれのセンスで着けこなし術をさらに提案してくれた。


「ビズスタイルで時計、ベルト、靴の色を合わせると効果的です」

「オンの着こなしにおいて、時計・靴・ベルトの色合わせは絶対。まったく同じでなくとも、同系色であればOKです。メタルブレスの場合は、文字盤の色をベルト&靴と合わせましょう」。


「人気のチェスターコートには品のあるレザーベルトが好相性」

「流行の英国テイストを主張できるチェスターコートは、レザーベルトウオッチとのマッチアップが良手。大人っぽさがぐんと増します。文字盤カラーは品良いホワイトが鉄板ですね」。


「時計とアクセの色を合わせるとスマートにまとまります」

「メタルブレスの時計にレザーブレスを合わせるような異素材コンビも良いですが、今季らしさを出すなら素材感は統一するのが正解。手元にまとまりが出て、スマートに見せられますよ」。


「旬のクラシックなスーツにはエレガントなピンクゴールドで」

「ヘリンボーン柄などが入ったクラシックスーツにはゴールド系ケースの時計を合わせたいところ。中でもピンクゴールドはエレガンスでオヤジ臭くなく、かつ旬度も高いので最有力です」。


「黒ベースのカジュアルにはやはりブラックの時計がオススメ」

「ブラックワントーンのクールなコーデは今季も高支持率。同色の時計を投入すれば、装いの男らしさを効果的に高められます。大人っぽさを考えるならデザインはミニマル系を選びましょう」。





vol.1 〈ザ・クロックハウス〉で最高の一本と出会える理由

vol.2 幅広い世代から人気の理由とは? 〈ザ・クロックハウス〉の時計が選ばれる「3つのポイント」

vol.3 記念日にふたりのためのペアウオッチ ~WINTER GOLD SELECTION~

vol.4 その日のシチュエーション次第でコーデに合わせて楽しむ7WATCH

vol.5 スタイリストに訊く!時計で“差が付く”コーディネイト術

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