時計業界25年、バイヤーの前は百貨店での販売も経験しており、国産時計だけでなく舶来時計にも造詣が深い。
第一印象は
大人な腕時計
中のムーブメントを愛でることのできるオープンハートといえば丸型が通常ですがこのモデルはサイドに切れ込みの入ったようなデザインでまずそれがとても珍しいんです!
オープンハートの面積が小さくなったことでより大人な時計に変化して
まさにFurbo design(フルボ デザイン)
センスのいい配色と
オープンハート文字盤
シルバーのケースにホワイトの文字盤は、上品で清潔感があり、フォーマルな装いからカジュアルなシーンまで幅広く対応できます。
そこにシャープな針とバーインデックスのピンクゴールドが配置され、パッと見てキレイな腕時計に見え、とても印象がいい配色です。
カラーリングは個人的な好みも多いにありますが、シルバーxホワイトxピンクゴールドの配色は、バランスが崩れると豪華すぎる腕時計になりがちですが、そこを絶妙なカラーバランスで仕上げたのは、さすがフルボデザインだと思いました。
次に注目するのは、オープンハートと呼ばれる内部の機械(ムーブメント)がちらりと見えるデザインです。
一般的なオープンハートは、テンプと呼ばれる内部の機械のなかでもっとも動きのある部分が見えるようにデザインすることが多いです。
しかし、Furbo design New NormalシリーズのNF01W-BRはそこにこだわらず、内部の機械に掘られた蔓(つる)草模様と、文字盤全体のデザインを優先しています。
こういったこだわりが、腕時計全体から感じられる印象のよさにつながっていますね。
ケースの仕上がり方もイイ!
ポリッシュ(光沢)で丁寧に磨かれたステンレス製ケースで機械式時計ならではの厚みを少し感じます。電池式の時計にくらべて機械式時計はムーブメント自体が厚いため致し方ないところではありますが...。ただ実はケースサイドに細部にシャープなエッジをかけていて、実際につけてみると厚みはそれほど気になりません。この厚みと少し膨らんだドーム型のガラスが逆にヴィンテージ感を増してて、個人的にお気に入りポイントです。
裏蓋はというと...リニューアルされたフルボデザインはすべてスケルトンとなっていて時計の動きを裏からも見ることができます。このようなモデルは時計業界では「裏スケ(裏蓋スケルトン)」といっているんですよ。腕時計好きとしては、自動巻き時計ならばやはり裏蓋スケルトンで内部の機械は見たいですよね。
ちょっと退屈なときに腕時計を外して眺めてみるのは、「大人」の余裕を感じられてかっこいい仕草に見えますね。
着用
第三者から見てどうか?
※画像はイメージです
着用してみるとはじめはバンドは革本来の硬さがありますが、カーフの革なので使い込んでいくと自然になじんでいきます。
サイズも38㎜とメンズウォッチの中では少しだけ小ぶりなので腕が細めの方や女性でも違和感なくつけることができます。
最近トレンド的にもジェンダーレスで使えるような、このぐらいのサイズ感の時計が増えてきてますね。
第三者から見ると、文字盤の一部をくり抜いたデザインに目を惹かれるようで、使用感を確かめるためサンプルを着けていたら「それってどうなっているの?」と聞かれることが多かったです。またこの蔓草模様は女性からも上品なデザインだと好評でした。
バイヤーI井のまとめ
3万円代で、ずばり「ちゃんとした腕時計が欲しい」と思っている方にはぴったりではないでしょうか?MADE IN JAPANの国産自動巻時計で、オープンハートで、裏蓋スケルトンで...とこれ以上ないくらい盛り込んでいます!
Furbo design(フルボ デザイン)は、MADE IN JAPANの自動巻きウォッチです。
全てがオープンハートモデルとなり、内部で細やかに動く機械を見ることが
できます。
時計専門店ザ・クロックハウスは、リアル店舗だけでなくオンラインストアも販売しています。
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